高齢化が進む日本では、大人の世代がよりフレキシブルに人生を設計、調整していけるようにすることが、自由で寛容な社会をつくる鍵になるのではないかと思います。

そして高齢化に伴い発症することが多いアルツハイマー病（認知症）は、日本のみならず全世界的な医学的課題かつ社会的課題です。
がんでは早期診断、早期治療が治癒に結び付くように、アルツハイマー病についても早期診断が重要となると信じています。

早期診断によりアルツハイマー病の治療薬でより高い有効性が得られるかもしれません、少なくとも発症を遅らせることは可能であろうと考えます。
また、アルツハイマー病を早期に発見できる技術を開発すれば、治療に役立つだけでなく、将来の不安について具体的な判断材料を提供することができます。

アルツハイマー病の早期診断法を中心とした技術開発を通して、自由な人生設計と皆の幸せに貢献したいと考えています。